日本人のPAエンジニアであり、RDCからの厚い信頼をもってオファーされた藤田晃司氏は、XY-3Bを中心としたシステムを採用した。RDCでは以前からXY-152やXY-122のスピーカーを使用していましたが、今回はロングスローでの使用にはXY-3Bの方が適していると考えました。システムは、フロントにXY-3BとXY-218HSを片側2台、リアにXY-3B、XY-218HS、XY-2を片側1台ずつ配置しています。また、中央にはXY-218HSを1台追加して使用しました。この空間では、温度変化が大きな課題となっていました。XY-3Bバイアンプ構成により、高周波数と中高周波数を完全に制御することができました。また、XY-218HSのホーンロードによる音の広がりが有効に働きました。
XYシリーズの屋外イベントへの適合性については、次のように説明しています。
“屋内での固定設置の場合は、時間的な制約がないため、準備が楽になります。屋外イベントの場合は逆で、すべてはその場の環境に左右されます。 このような要求に応えるためには、耐久性があり、持ち運びが容易で、設置が容易で、さまざまな用途に使用できるシステムが必要となります。XYシリーズは、これらの重要な要件をすべて満たしています。
Wonderfruitでは、ラインアレイを使用した複数のステージが同時進行で行われていたが、Forbidden Fruitのステージでは、ポイントソースシステムを効果的に展開していたのが際立っていた。テント内のサウンドは、センターサブの暖かさが空間全体を包み込むような自然なサウンドで、来場者や関係者から絶賛されていました。このシステムを使ってプレイしたDJたちは皆とても満足しており、観客の反応を見ても、ノンストップで踊っていたことからも、このシステムが素晴らしい雰囲気を作る上で重要な役割を果たしていることが分かりました。
Wonderfruitの共同設立者であるMontonn Jiraは、この反応にとても満足しています。
“フェスとして、私たちは常に高い水準の照明と音響を備えていることで知られています。今年、Pioneer Professional Audioの導入によって明らかにイベントの付加価値が増し、更なるチャレンジへのヒントになりました。
Forbidden FruitのステージをRainbow Disco Clubに任せたのは、来場者からの反響を見ての通り非常に正しい判断だったと言えるでしょう。Pioneer Professional AudioのXY-3Bシステムは、そのパッケージの一部となっています。またこのシステムで仕事をしたいと思いますか?土谷氏は微笑むみながら、”もちろん!”と答えました。