STORY

パイオニアは1938年にスピーカーメーカーとして創業して以来、
良い音作りに注力してきました。
75年の歴史を刻む中で、
民生用からプロフェッショナル向けに至る様々なスピーカーは、
そのクリアでパワフルなサウンドによって、
世界中の人々に音楽の感動を届け続けてきました。

パイオニアのスピーカーの歩み

1976

プロフェッショナルが選ぶ、
信頼のブランド「TAD」誕生

「TAD」(Technical Audio Devices)は世界中の著名なスタジオに導入されているプロフェッショナル・スピーカーブランドです。将来のオーディオ環境を見据えた最高級スピーカーを作るプロジェクトから「TAD」は誕生しました。1975年に開発がスタート。技術的なイノベーションと本物を探究し続ける姿勢、その両者を重視する精神は、今も受け継がれています。

1978年、「TAD」の代表作「TL-1601」ウーファー、そしてコンプレッションドライバーである「TD-2001」「TD-4001」が誕生。全米のプロフェッショナルから絶賛を浴びた「TAD」は、多くの録音スタジオなどで採用されました。現在では世界最高峰と言われるロンドンの録音スタジオ「Air Studios」など300を超えるプロの現場で高く評価されています。

AIR Studios (UK)

1983

「EXCLUSIVE model 2401 twin」
「EXCLUSIVE model 2402」
スタジオモニター が市場を席巻

当時、最高の技術を投入して開発されたTADのスタジオモニター「EXCLUSIVE model 2401 twin」「EXCLUSIVE model 2402」が1983年に発売されると、 ライブ音楽のエネルギーと興奮をそのまま再現したクリーンで正確なサウンドであるという評価を得ました。この伝説的なモデルは、1980年代のプロスタジオにおける独占的なシェアを誇り、現在も優れた音質をはかる一つの基準とされています。

The Tokyo Television Center Co., Ltd. (Japan)

2000

ジョージ・ルーカスの
スカイウォーカーサウンドが
シネマスピーカーの開発を依頼

1990年代末、スカイウォーカーサウンドのサウンドエンジニアたちは、当時のスピーカーのパフォーマンスに満足していませんでした。撮影後の編集、録音、作曲にも使える最適なシネマスピーカーの共同開発にパイオニアが選ばれ、パイオニア製シネマスピーカーの第一号が誕生しました。

「TAD」のドライバーを採用し、「TAD」が特許を持つ「OPAXIALテクノロジー」を利用した「TSC-3415」は、他のシネマスピーカーが成し得なかった奥行きのある表現を可能にしました。

TAD Series

2013

パイオニアは「Gary Stewart Audio」と
協力し、クラブサウンドシステム市場に参入

TADのプロフェッショナル向けオーディオの豊かな経験、さらにプロDJ市場では他の追随を許さないパイオニアDJの現場経験を生かし、パイオニアは「Gary Stewart Audio」とパートナー契約を結び、究極のクラブサウンドを実現しました。アコースティックレンズを搭載した高さ3メートルのダンスフロア用スピーカーと、各スピーカーの性能を最大限に引き出すプリセットデータを内蔵した「Powersoft社」のアンプによって、トータルサウンドシステムを実現します。

2015

高解像度の音源を正確にモニタリングできる
楽曲制作用モニタースピーカー

DAW(Digital Audio Workstation)※1の普及により、ホームスタジオ/プライベートスタジオといったニアフィールド環境で楽曲制作をする人が増えています。また音源の高解像度化が進んだことで、高解像度の音源を正確にモニタリングできるスタジオモニターのニーズが高まっています。

「RM-07」「RM-05」は、プロデューサーやエンジニアから高い評価を得ているTAD Labs社のスピーカー開発で培ってきた技術を基に、楽曲制作環境に合わせた新開発ドライバーなどにより、ニアフィールド環境においても正確に音と音像定位を確認することを実現しました。

※1 DAW:Digital Audio Workstationの略。PC/ Macを使用した音楽制作システム。専用ソフトウェアとオーディオインターフェースを使用して音声の録音、楽曲の作曲・編曲や楽器のミキシングなど一連の作業ができるシステム。

Reference monitors

PHILOSOPHY

  • 「音楽の感動を、
    あまねく、
    多くの人々に」
    パイオニアの創業者である松本望は、自らが体験した音への感動と憧れを、一人でも多くの人へ届けたいという想いに突き動かされ、1937年日本初のHi-Fiダイナミック・スピーカー「A-8」を世に出しました。
  • 心を動かし、
    魂に触れる
    松本の精神は、時代を超えてパイオニアのエンジニアたちに受け継がれ、あらゆる製品にその精神を見出すことができます。心を動かし、魂に触れることを目指し、パイオニアのサウンドエンジニアたちは、製品にこの精神を実現する新たな手法を探究し続けています。
  • 世界中の
    ダンスミュージックを
    愛する人たちのために
    パイオニアのクラブスピーカーシステムは、松本のビジョンを受け継いでいます。パイオニアの革新的なサウンドシステムとプロDJ機器での実績を生かし、世界中のクラバーに最高のダンスミュージックをお届けします。

製品開発

「Gary Stewart」と「Gary Stewart Audio」

究極のクラブサウンドシステムを実現するために、パイオニアは伝説のサウンドエンジニアGary Stewart氏及び「Gary Stewart Audio (GSA)」とパートナーシップ契約を締結しました。彼が手がけたクラブには、世界中のクラバーたちが熱狂するコスタリカのClub VertigoやシンガポールのZoukがあります。さらに、アンプ業界をリードするPowersoft 社の高性能アンプが、究極のクラブサウンドをまとめ上げています。

Gary Stewart

パイオニアと Gary Stewart のクラブスピーカー・シリーズ

このフラグシップクラブスピーカーは、深く豊かな重低音だけでなく、パンチの利いたキックドラムの中低音もしっかり再現します。さらに、角度調整可能なアコースティックレンズがサウンドを縦横に幅広く拡散する為、すっきり伸びたバランスの良い高音域再生を実現します。聴覚を過度に疲れさせることなく身体全体に心地よい刺激を与える深く、温かく、しっかりとしたサウンド、それがパイオニアのクラブサウンドシステムの特徴です。

Pioneerの Alex Barrand

クラブサウンドシステム開発経験者である Alex Barrandが、現在パイオニアでクラブスピーカー全機種の開発を担っています。Barrandが Ministry of Sound London のサウンドシステムのアップグレードを2008年に手掛けて以来、そのサウンドシステムはInternational Dance Music Award (IDMA)の Best Club Sound System Design部門の賞を4年連続受賞しています。